百均が深夜も使える?24時間営業の裏技と活用テクニック大公開

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百円ショップといえば、日常生活に欠かせない便利なアイテムが揃う救世主的な存在。でも、「夜中に必要になったときに開いていない!」と困った経験はありませんか?実は、最近では一部の百均が“24時間営業”または“深夜帯でも利用可能”になってきているんです。本記事では、そんな便利すぎる24時間百均の実態と、実際の活用法、今後の可能性までをたっぷりご紹介します。これを読めば、夜中のピンチも怖くなくなるかも?

全国で24時間営業している百均ってあるの?

そもそも百均は24時間営業してるの?

百円ショップといえば、安くて便利な商品がズラリと並んでいて、つい立ち寄ってしまうお店の代表格です。でも「24時間営業の百均ってあるの?」と思ったことはありませんか?実は、24時間営業している百円ショップは非常に少ないのが現状です。大手チェーン(ダイソー、キャンドゥ、セリアなど)は基本的に朝10時〜夜9時前後の営業時間が一般的で、深夜営業はほぼ行われていません。

ただし、一部の例外があります。それが「コンビニ併設型」や「大型複合施設内にある」百均です。これらは施設自体が24時間営業であるため、その中にある百均コーナーも同様に営業しているケースがあるのです。これは特に都市部や繁華街、または一部の郊外に存在しています。

つまり、通常の路面店型の百均は24時間営業をしていないものの、特別な環境下では「事実上24時間営業している百均」があるということになります。


24時間営業の百均がある地域一覧

2025年現在、完全に「百均」として24時間営業している単独店舗はほとんど存在しませんが、以下のような地域や施設でそのようなサービスを利用できる場合があります。

地域 店舗形態 備考
東京都渋谷区 コンビニ併設型ダイソー セブンイレブン内で一部商品の販売あり
大阪市中央区 複合ビル内ミニショップ 夜間も営業するカフェ併設スペースで展開
名古屋市中区 ドンキホーテ内 ドンキの中で百均商品が購入可能なコーナー有
札幌市 郊外型ホームセンター 深夜営業ホームセンター内の一部店舗で取扱い
福岡市博多区 駅ナカショップ JR博多駅内、コンビニ併設型の売り場

これらは厳密に「ダイソー」や「セリア」といったブランド店舗ではない場合もありますが、「100円均一商品」として販売されている点で実質的に百均と同じ役割を果たしています。


コンビニ併設型の百均とは?

近年増えているのが「コンビニ×百均」というハイブリッド店舗です。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどのコンビニが、店舗内で一部の百円商品を扱うスタイルを取り入れています。これには主にダイソーとの業務提携によるもので、「セブン&アイ+ダイソー」といった形で商品が棚に並べられていることもあります。

このスタイルの最大の利点は、24時間営業のコンビニの利便性をそのままに、百円ショップの商品が手に入るという点です。必要最低限の生活用品や文具、衛生用品などが揃っていて、「あって助かった!」という声が多いのも納得できます。


実際に行ってみた!深夜の百均レポート

筆者自身も深夜に「しまった、あれが必要だった!」という経験があります。例えば夜10時に突然、翌朝のプレゼン資料を印刷しようとしたらインクが切れていた。こんなときに、24時間営業のドンキホーテ内にあるダイソーコーナーに駆け込んで助かったことがあります。

深夜の百均コーナーは静かで、人も少なく落ち着いて買い物ができます。店員さんも深夜帯は最小限ですが、セルフレジや簡易対応でスムーズです。ただし、深夜帯は棚が補充されていないこともあり、在庫状況には波があります。そういった意味でも、行く前にGoogleマップなどで「混雑時間」や「品揃え」のレビューをチェックしておくと安心です。


深夜営業の百均を探す方法

深夜に開いている百均を探すには、以下の方法が有効です。

  1. Googleマップで「百均 24時間」や「ダイソー コンビニ」などと検索
    → 検索結果で営業時間が表示されるので、すぐにわかります。

  2. Twitter(X)などSNSで「深夜 百均 ○○(地域名)」と検索
    → リアルタイムで「この時間でもやってた!」という投稿が見つかることも。

  3. コンビニの公式アプリでダイソー商品取り扱い店舗を探す
    → セブンイレブンの一部店舗では、アプリにて商品ラインナップが確認可能です。

  4. 大型ショッピングモールの夜間営業状況を調べる
    → 例えばドンキホーテやMEGAドンキは深夜営業が多く、百均商品が併設されています。

  5. 地元のまとめサイトやローカル掲示板を見る
    → 地域密着型の情報が手に入りやすく、意外な穴場が見つかることも。

深夜に百均があって助かったリアルな体験談

忘れ物に気づいた深夜に助かった話

ある日の夜11時過ぎ、翌日の出張に必要なスマホ充電器を職場に忘れてきたことに気づき、絶望的な気分になったことがあります。電車はもう終電、職場にも戻れない…。そんなとき、ふと思い出したのが家の近くにある24時間営業のコンビニに併設されたダイソー商品取り扱いコーナーでした。

慌てて向かってみると、なんと500円でUSBケーブルとACアダプターが購入可能!これがなければ出張先でスマホが使えず、仕事にも支障が出ていたかもしれません。こういった突発的な忘れ物は、日中ならまだしも、深夜帯だと対処の手段が本当に限られます。その点、百均の存在はまさに救世主でした。

特に最近ではスマホ関連のグッズや文房具、衛生用品など、百均で揃うアイテムのクオリティもかなり高くなってきています。必要最低限のものであれば、問題なく1晩〜数日間は凌げるレベルです。


子育て家庭の深夜トラブル対応に便利!

子育て中の家庭では、予測できないトラブルがよく起こります。たとえば、夜中に子どもが嘔吐してしまった、熱を出して着替えが大量に必要になった、など。そんなときに百均でビニール袋やタオル、体温計用のカバーなどが手に入ると、本当に助かります。

実際にあるお母さんは、深夜におむつが切れてしまい、24時間営業のコンビニへ。そこにダイソー商品が一部置かれていて、簡易おむつカバーやタオル、おしりふきなどを購入できたそうです。「高いドラッグストアの深夜料金商品ではなく、百均価格で手に入ったのがありがたかった」と話してくれました。

特に乳幼児がいるご家庭では、ちょっとしたアイテムの有無でその夜の安心感が大きく変わります。深夜の百均は、子育て家庭にとってまさに“駆け込み寺”なのです。


イベント前日の緊急準備

「明日、子どもの学校で必要な持ち物を用意し忘れていた…!」というケースもよくあります。例えば、上履き入れを作るための布、イベント用の名札ホルダー、プリントをまとめるファイルなど。こういった細かいアイテムが必要になるのは、決まって前日の夜だったりしますよね。

筆者の知人は、娘の文化祭用のコスチューム小物を前日に用意していなかったことに気づき、近くの24時間営業のドンキ内にある百均コーナーへ駆け込みました。そこで布テープ、キラキラのシール、ヘアアクセなどを揃え、なんとか間に合ったとのこと。全て100円〜300円で揃ったので、財布にも優しかったそうです。

このように、百均はイベント前の“ピンチの味方”としても非常に心強い存在です。


一人暮らしの救世主・夜中の買い出し

一人暮らしをしていると、ちょっとしたものを買い忘れることは日常茶飯事。特に夜遅くまで仕事やバイトをしている人にとっては、買い物の時間がそもそも限られています。そんなときに近くにある24時間営業の百均は非常にありがたい存在です。

たとえば、食器用洗剤が切れた、電球が切れた、インスタントコーヒーが無くなった、マスクのストックがない…など、どれも百均で手に入る日用品ばかり。急ぎではないけど「今日中になんとかしたい」と思ったとき、気軽に行ける場所として重宝します。

特に夜勤明けや夜中のシフトの人にとっては、一般的な営業時間外に買い物できる場所があるだけで生活の質が変わります。


夜勤明け・深夜出勤前の便利スポット

介護職や警備、飲食業界など、夜勤のある職種では「朝帰り」や「深夜出勤前」に生活用品を補充したいことがあります。しかし、ほとんどの店はその時間には開いていません。そんなときに便利なのが、24時間営業の百均です。

実際に夜勤明けにダイソー併設のコンビニで軽食と靴下を買って帰る、というルーティンを持つ人もいます。また、急な雨に備えて100円のビニール傘を買ったり、乾燥対策にハンドクリームを手に入れるなど、ちょっとした「補給所」として利用されているようです。

価格が安いため、時間帯を問わず気軽に立ち寄れるのもポイントです。今後はさらに夜勤層向けの商品が増えていく可能性もあります。

24時間営業の百均で買える「本当に使える」アイテム特集

日用品で買ってよかったもの5選

24時間営業している百均でとくに重宝するのが「日用品」です。急なトラブルや思い出したときにパッと買えるのがありがたいですよね。ここでは、実際に深夜に買って助かったと評判の高い日用品を5つご紹介します。

  1. ビニール手袋
     料理や掃除、介護時など、さまざまな場面で使える便利アイテム。深夜に洗濯や片付けをするときに欠かせないという声も多いです。

  2. 食器用洗剤&スポンジ
     「夜ご飯を食べたけど、洗剤がない!」というピンチもこれで解決。100円でも泡立ちがよく、意外と長持ちします。

  3. トイレットペーパー(1ロール)
     一部の百均ではバラ売りがあり、緊急時に1ロールだけ買えるのが魅力。深夜に紙がないと本当に困りますよね。

  4. マスク&アルコールウェットティッシュ
     風邪の初期症状や、外出前の急な用事にも安心。最近は不織布マスクでもカラーや形状のバリエーションが豊富です。

  5. 電池(単三・単四)
     リモコン、時計、おもちゃなどで急に電池が切れた時、百均は本当に助かります。アルカリ電池でも普通に使える品質です。

これらは夜中に急に必要になる可能性が高いアイテムばかり。100円だからこそ、使い切り前提でも気軽に買えるのが魅力です。


文房具・事務用品のおすすめアイテム

「明日までに提出しなきゃ」「急に資料を印刷したい」そんなときに、百均の文房具は大活躍します。とくに24時間営業の店舗なら、夜中でも安心して調達できます。

  • ボールペン&シャープペン:複数本セットでコスパ最高。デザインもシンプルで使いやすい。

  • のり・セロテープ・ホチキス:簡易的な工作や書類整理に必須。ミニサイズも豊富です。

  • ノート・メモ帳:急な打ち合わせ準備や、思いついたアイデアのメモに便利。

  • ファイル・クリアホルダー:資料をまとめるときや、イベント準備にも。

  • インクカートリッジ(汎用品):プリンター用インクの汎用タイプも取り扱いがある店舗も!

「まさか百均でここまで揃うとは!」と驚く人も多い文房具コーナー。深夜に思いついたアイデアをすぐ形にしたいクリエイターや学生さんにもぴったりです。


工具やDIY用品が意外と役立つ!

百均には、軽作業用の工具やDIYアイテムが豊富に揃っています。特に夜間にちょっとした修理をしたいとき、これらがあると非常に助かります。

  • ドライバーセット(+・-)
     家具のネジ締めや、家電の電池交換にも。100円でも十分なクオリティ。

  • 接着剤・瞬間接着剤
     壊れたおもちゃや小物の修理にぴったり。用途別に種類もあります。

  • 結束バンド&ガムテープ
     配線整理や荷物の固定など、地味に必要になる場面が多いです。

  • 滑り止めシート・耐震ジェル
     地震対策や家具のズレ防止にも使えて、家庭の安全を守ります。

  • ミニ工具(ペンチ・カッターなど)
     ちょっとした作業には十分対応可能。工具箱代わりに揃える人も。

夜中に「直したい」「組み立てたい」と思ったとき、これらのアイテムが手に入るだけで、作業効率が一気に上がります。


深夜の緊急対応に役立つ衛生・防災グッズ

急な発熱、怪我、停電…そんなときに頼りになるのが、百均の衛生・防災グッズです。特に深夜はドラッグストアが閉まっていることが多いので、24時間営業の百均の存在が非常にありがたくなります。

  • 体温計用の替えシート:家庭にある体温計を清潔に使いたいときに便利。

  • 冷却シート・氷のう:発熱や熱中症対策に欠かせないアイテム。

  • 包帯・絆創膏・消毒液:応急処置に必要な一式が百均で揃います。

  • 簡易ライト・乾電池式ランタン:停電時にも活躍。災害用に1つ常備しておくと安心。

  • 非常食(ビスケットや缶詰):意外とお菓子コーナーに混ざって売っていることも。

こういったグッズは普段はあまり使わなくても、いざというときに「持っててよかった」と実感できるアイテムです。


コンビニより安くて便利な食品・飲料品

百均では、食品や飲料のラインナップも年々充実しています。コンビニと比べて割安なものも多く、深夜にちょっとした夜食やドリンクが欲しいときにぴったりです。

  • カップ麺:種類も豊富で、有名メーカーのものも並んでいます。

  • スナック菓子・チョコレート:おつまみや間食に。コスパ最高。

  • インスタントスープ・味噌汁:お湯を注ぐだけで小腹が満たされる優れもの。

  • 麦茶・スポーツドリンク:500mlサイズのペットボトル飲料も、コンビニより安い。

  • レトルト食品(カレー、親子丼など):温めるだけで食べられるので、疲れた夜に◎

深夜にコンビニへ行くと「ちょっと高いな…」と感じることが多いですが、百均なら同じ金額で2〜3品買えることも!節約派の夜食スポットとしても要チェックです。

どうやって見つける?24時間営業の百均を探すコツ

Googleマップでの検索のコツ

24時間営業の百均を見つけるには、Googleマップが非常に有効なツールです。ただ「百均」と入力するだけでは通常の営業時間の店舗ばかりが出てきてしまうので、検索ワードに少し工夫を加えましょう。たとえば次のようなキーワードがおすすめです。

  • 「百均 24時間 ○○(地域名)」

  • 「ダイソー コンビニ 併設 ○○」

  • 「ドンキ 百均コーナー ○○」

さらに、店舗情報の「営業時間」タブをチェックすれば、実際に何時まで営業しているかが確認できます。加えて、レビュー欄には利用者が投稿した「夜遅くても買えた」「深夜にも開いてた」という生の声があるので、それも非常に参考になります。

Googleマップでは混雑時間帯も表示されるため、深夜帯に空いている時間を狙って訪問することで、よりスムーズに買い物ができます。


実はコンビニとの併設店舗が狙い目

現在、ダイソーをはじめとした百均チェーンが積極的に進めているのが「コンビニ併設型店舗」です。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどが百均商品を一部導入しており、店舗内の一角にダイソーやワッツのアイテムが並んでいるのを見かけるようになりました。

この形式の最大のメリットは、コンビニが24時間営業しているため、百均商品もそのままいつでも買えるという点です。しかも、文房具や生活雑貨、化粧品、スマホアクセサリーなど、ニーズの高いアイテムに絞って厳選されているため、サクッと買いたいときには非常に便利です。

見つけるコツとしては、コンビニの公式アプリや店頭ポスターをチェックすると、「百円均一商品取扱中」といった表示がされていることがあります。気になるコンビニがあったら、ちょっと立ち寄ってみると意外な掘り出し物に出会えるかもしれません。


TwitterやSNSでのリアルタイム情報収集法

実は、リアルタイムで深夜営業の百均を探すのにかなり使えるのがTwitter(現在のX)やInstagramなどのSNSです。とくにXでは「○○(地名) 百均 深夜」「ダイソー 24時間」などの検索で、直近の投稿が見つかる可能性が高いです。

多くの人が、「今この時間でも開いてた」「ここで買えた!」と投稿してくれているため、リアルな情報が得られやすいのが特徴です。Xなら地域名と一緒に検索することで、よりピンポイントで結果が出ます。

また、Instagramでは「#24時間百均」「#深夜ダイソー」などのハッシュタグで検索すると、実際の店舗の写真や商品棚の様子までわかることもあります。視覚的に確認できるので、「このお店なら行ってみたい」と判断しやすいのもメリットです。


自治体や地域の掲示板を活用する方法

意外と見落とされがちですが、地域の掲示板サイトや自治体の商業情報ページでも、深夜営業店舗の情報が得られることがあります。とくに地方の方では、口コミサイトよりも地域密着型の情報が重宝される傾向にあります。

たとえば:

  • 「ジモティー」「ローカル掲示板」などに投稿されている地域のお店情報

  • 市町村のホームページにある「商店会」の紹介ページ

  • 地元のFacebookグループやLINEオープンチャット

これらには、「○○駅前のダイソーは夜11時まで開いてる」「あのドラッグストア内に百均がある」といった、ネット上では出てこない“地元民の生情報”が多数存在します。

引っ越したばかりの人や、旅行先での急な買い物に困った時にも、この手法は有効です。


チェーンごとの営業時間傾向まとめ(ダイソー・キャンドゥ・セリア)

最後に、主要な百均チェーンごとの営業時間の傾向をまとめます。

チェーン名 通常営業時間 24時間営業の有無 備考
ダイソー 10:00〜20:00が多い 一部あり(併設型) コンビニやドンキ併設型に限定
キャンドゥ 10:00〜21:00前後 ほぼなし ショッピングモール内が中心
セリア 10:00〜20:00 なし 閉店時間がやや早め
ワッツ 店舗により異なる 一部あり コンビニ型のミニ店舗が増加中
ミーツ 10:00〜21:00 なし スーパー併設型が多い

特にダイソーは展開数が多く、ドンキホーテやコンビニとの提携が進んでいるため、24時間対応できる店舗を見つけやすい傾向があります。

今後増える?百均24時間営業の未来

人手不足と自動化の関係

近年、あらゆる業界で問題になっているのが「人手不足」。これは百均業界も例外ではありません。24時間営業を維持するには、当然その時間帯に働く人が必要です。しかし、深夜に働いてくれる人材の確保はますます難しくなってきています。

この課題を解決する鍵として注目されているのが自動化・無人化です。最近では無人レジやAIカメラによる監視システムが導入されており、「スタッフがいなくても店舗を運営できる」仕組みが少しずつ整ってきています。特にダイソーやワッツなどの一部店舗では、すでにセルフレジが導入されており、利用者の間でも「早くて便利」と好評です。

人手不足を逆手に取って、無人店舗の導入が進めば、百均の24時間営業も現実味を帯びてくるでしょう。特に駅ナカや都市部では、セルフ運営による夜間営業の実証実験が進んでいるため、近い将来、「完全無人の百均」が登場する可能性も高いといえます。


セルフレジ・無人店舗の可能性

セルフレジの進化も、百均の24時間営業に大きな影響を与える要素です。現在のセルフレジは単に「レジ打ちを自分でする」というレベルにとどまらず、スマホ決済との連携、商品スキャンの自動化、AIによる購入履歴の学習など、高度な機能が搭載されつつあります。

すでに一部のダイソーやキャンドゥではセルフレジ専用レーンがあり、有人レジを使わずに全て完了する利用者も増えています。これがさらに進化し、店舗全体を無人化する流れになれば、深夜営業のハードルも大きく下がります。

特に都市部や若者の多いエリアでは、「スタッフに話しかけずに買い物できる方が気楽」というニーズも高いため、セルフ・無人店舗はむしろ歓迎される傾向にあります。


海外の24時間ストア事情との比較

海外では、日本よりも24時間営業の小売店が多い国があります。たとえばアメリカでは、ウォルマート(Walmart)やCVS、7-Elevenなどが24時間営業を当たり前のように行っています。その一部では、100円ショップのような「1ドルショップ(Dollar Tree、Dollar General)」も一部店舗で深夜営業しています。

ただし、これらは基本的に「有人店舗」であり、日本のような無人・セルフスタイルとは異なります。一方、中国や韓国では完全無人のコンビニや百均スタイルの店舗が急速に増えており、スマホアプリでの入店、顔認証決済などが実用化されています。

これらの事例から考えると、日本の百均業界も、アジア圏のテクノロジー導入型ビジネスモデルに近い形で、「無人×24時間」スタイルへ進化していく可能性が高いといえるでしょう。


利用者の声から見るニーズの変化

SNSや口コミサイトを見ていると、「深夜でも百均に行けたらいいのに」「夜中に急に必要になることがあるから、24時間やっててほしい」といった声が多く見られます。とくに一人暮らしの人、夜勤がある職業の人、小さい子どもがいる家庭など、ライフスタイルが多様化する中で、夜間に買い物したい層は確実に存在しています。

また、深夜営業があることで「買い物の選択肢が増える」「混雑を避けられる」といったメリットを感じる人も多く、今後のニーズはむしろ拡大していく可能性があります。

百均の商品は“安いだけ”ではなく、“必要なときにすぐ手に入る”という点も魅力の一つ。だからこそ、営業時間の拡張を望む声は、今後さらに高まっていくでしょう。


百均業界の今後の展望

百均業界はここ数年で、「安かろう悪かろう」から「安くて高品質」へと大きく変化しています。100円、200円、300円と価格帯も広がり、生活雑貨からインテリア、食品、化粧品、文具に至るまでラインナップも充実。そして次なるステージとして、「時間の自由化(=24時間対応)」が求められているといえるでしょう。

業界全体としても、人手不足対策、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、無人店舗モデルの導入といった方向で動き始めています。今後、都市部を中心に実験的な店舗がオープンし、そこでの成果が全国に展開されていくという流れが期待されます。

もしかしたら数年後には、「24時間営業のダイソー」「無人のキャンドゥミニ」などが当たり前になっているかもしれませんね。


まとめ

深夜に「あれが必要だった!」と困った経験は、誰しも一度はあるはずです。そんなときに、すぐに駆け込める百均があると、本当に助かりますよね。現在のところ、完全な24時間営業の百均はまだ少ないものの、コンビニ併設型や大型商業施設内の一部店舗で、実質的に“24時間利用可能”な環境が整いつつあります。

また、セルフレジや無人店舗の導入が進むことで、今後はもっと気軽にいつでも百均を利用できるようになるでしょう。この記事で紹介した活用方法や探し方を活かして、あなたの生活にも“深夜の百均”という便利な選択肢をぜひ取り入れてみてください。

 

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