一歳のお祝いは一升餅で!関西風の進め方&フォトアイデアも紹介

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「一升餅ってどうやってやるの?」「関西では踏ませるって本当?」
そんな疑問をお持ちのあなたへ――。
本記事では、関西風の一升餅のやり方から、準備、当日の進行方法、イベント後の楽しみ方まで、まるっと解説します!
関西特有の「踏ませる文化」や、今どきのアレンジ方法もご紹介。
これを読めば、初めてでも安心して一歳の記念日を祝えること間違いなしです!

関西流の一升餅のやり方とは?伝統と今どきのやり方を徹底解説!

関西での一升餅の意味と由来を知ろう

一升餅ってどんな行事?

一升餅(いっしょうもち)は、赤ちゃんが1歳の誕生日を迎えた際に行われる日本の伝統行事のひとつです。「一升」とは重さの単位で約1.8kgのこと。この餅を赤ちゃんに背負わせることで、「一生食べ物に困らないように」「健やかに育つように」という願いを込めます。特に関西地方ではこの行事が今も大切にされており、家族で盛大にお祝いすることが多いです。

この行事は単なるイベントではなく、家族の絆を再確認する大切な節目でもあります。祖父母や親戚も集まることが多く、赤ちゃんの成長を喜びながら笑顔で行われます。最近ではリュックに餅を入れて背負わせるスタイルが主流ですが、地域によってやり方に違いがあります。

関西では「背負わせる」だけでなく、「踏ませる」スタイルもあるのが特徴です。これについては後ほど詳しく解説します。まずはこの行事の由来や意味を知って、準備を始めましょう。

関東と関西で意味が違うの?

一升餅の行事は全国的に行われていますが、関東と関西ではやや風習に違いがあります。関東では「餅を背負わせて歩かせる」ことがメインで、転ばせることで「人生の厳しさを経験させる」といった意味が込められています。一方、関西では「踏ませる」ことに意味がある地域も多く、「一生を踏みしめて生きる」「しっかりと地に足をつける」などの意味が込められていると言われています。

また、関西では比較的柔らかめの餅を用意したり、背負わせる際に風呂敷や専用リュックを使うケースが多いのも特徴です。このような地域差を知っておくと、親戚や祖父母との会話も弾みますし、より意味のあるイベントになります。

一升=一生の語呂合わせの由来

一升餅の由来には「一升」と「一生」をかけた語呂合わせがあります。「一生食べ物に困らないように」「一生健康に生きられるように」など、赤ちゃんの未来を願う意味が込められています。昔は子どもの成長が当たり前ではなかったため、1歳まで無事に育ったことを感謝する意味合いが強かったようです。

また、一升の餅をわざと重くすることで「これからの人生もいろんな困難を乗り越えていってほしい」という願いや、「重み=責任を感じて生きることの大切さ」を教える意味もあります。現代では少し柔らかい解釈もされ、写真映えや記念としての意味合いも強くなってきています。

関西特有の「踏ませる」文化とは?

関西では一升餅を「背負わせる」だけでなく「踏ませる」という風習もあります。この「踏む」という行為には、「人生をしっかりと自分の足で歩んでほしい」「地に足をつけて生きる」という意味が込められているとされています。特に奈良・京都・大阪南部ではこのスタイルが根強く残っており、踏ませる専用の餅を用意する家庭もあるほどです。

踏ませる場合は、餅を大きめの平らなものにして、赤ちゃんが安全に乗れるように準備します。転倒のリスクも低く、安全面からも好まれることが多いです。背負うことが難しい赤ちゃんでもできるので、「踏ませるスタイル」は最近特に人気が高まっています。

一升餅の現代的なアレンジについて

最近では、一升餅も現代風にアレンジされることが多くなっています。たとえば、餅そのものを「小分けタイプ」にして配りやすくしたり、「カラフルな餅」にしたりと、写真映えを意識した商品が増えています。また、リュック型の背負い袋も、名前入りや動物柄の可愛いデザインがたくさんあり、選ぶのも楽しみの一つです。

アレルギー対応の一升餅(米粉やもち米以外で作られたもの)も販売されていて、家族の健康に配慮した形も増えています。時代の変化に合わせて、伝統を守りながらも無理なく楽しめるスタイルが広がっているのが、現代の一升餅の魅力と言えるでしょう。


一升餅の準備で知っておきたいこと

一升餅の量と大きさってどのくらい?

一升餅はその名の通り「一升=約1.8kg」の餅を用意するのが基本です。ただし、この重さは赤ちゃんにとってはかなりの負担になることもあるため、最近では「ハーフサイズ(0.9kg)」や「小分けタイプ(180g×10個)」なども人気です。

餅の形も、昔ながらの丸餅タイプや紅白の2色に分かれたもの、小分けして小さな丸餅にするなどバリエーション豊か。関西では平たく大きめの餅を用意する家庭も多く、踏ませやすくするための工夫がされています。

選び方としては、「行事として写真を撮るのがメイン」なら見た目重視の華やかなもの、「食べることを考えている」なら保存しやすく分けやすいタイプを選ぶのがおすすめです。


一升餅の準備で知っておきたいこと

どこで買える?おすすめのお店と注文方法

一升餅は和菓子屋さんやネット通販など、さまざまな場所で購入できます。関西では地域に根差した老舗の和菓子屋が今も多く、名前入りのオーダーや紅白の餅など、きめ細やかな対応をしてくれるお店が人気です。特に大阪や京都の和菓子店では、一升餅専用のサービスを行っているところもあり、相談しながら注文できるのが魅力です。

一方、最近はネット通販でも手軽に注文できるようになっています。「一升餅 名前入り」「一升餅 小分け」「一升餅 リュック付き」などで検索すれば、たくさんの種類が見つかります。楽天やAmazon、Yahooショッピングなどでも取り扱いがあり、セットで必要なものがすべてそろう「お祝いセット」も便利です。

注文時に気をつけたいのは、配達日の指定名前入れの締切。特に名前を入れる場合は1週間以上前に注文しないと間に合わないことが多いため、余裕を持って準備しましょう。また、冷蔵や冷凍で届くこともあるので、保存方法や解凍のタイミングにも注意が必要です。

関西の一部店舗では直接店舗受け取りが可能な場合もあり、当日でもフレッシュな餅が手に入ります。近くの和菓子屋さんに相談してみるのもおすすめですよ。


名前入り餅やリュックなど必要な小物

一升餅をより思い出深いものにするために、準備しておくと便利な小物がいくつかあります。そのひとつが「名前入りの一升餅」。餅の表面に赤ちゃんの名前が書かれていたり、焼き印で刻印されていたりして、特別感がグッと増します。記念写真にも映えるので、最近はとても人気です。

また、餅を背負わせるための「一升餅リュック」もおすすめアイテム。風呂敷を使う家庭もありますが、リュックだと安定感があり、赤ちゃんも背負いやすくなります。リュックは名前入り、動物柄、キャラクターデザインなど豊富な種類があるので、赤ちゃんに似合うものを選ぶのも楽しみのひとつです。

その他に用意しておくとよいものは、以下の通りです:

アイテム 目的
カメラ・スマホ 記念撮影・動画記録
一升餅を置くシート 餅が汚れず安全
裸足またはすべり止め靴下 踏ませるときの安全対策
着替え 転倒やよだれなどによる予備服
お祝い用ガーランドや装飾 写真映えする背景づくり

準備をしっかり整えておくと、当日バタバタせず、安心してお祝いを楽しむことができます。


アレルギー対応や食べきれない場合の対策

赤ちゃんにアレルギーがある場合、一升餅に使用されている「もち米」が心配というご家族もいらっしゃいます。最近では、小麦・卵・乳製品を使わないアレルギー対応の一升餅も販売されています。また、代用品として「パンの一升分」や「米粉ケーキ」なども人気で、見た目も可愛く記念になるのでおすすめです。

さらに、1.8kgもの餅を食べきれないという声も多くあります。そんな時は「小分け餅タイプ」を選べば、親戚やご近所に配るのも簡単です。個包装で冷凍保存が可能なものも多く、無理せず使いきれる工夫がされています。

また、余ったお餅は「おしるこ」や「焼き餅」「お雑煮」にして食べたり、冷凍して後日楽しんだりと、さまざまな食べ方で消費できます。食べきれない分は無理せず冷凍保存し、数ヶ月以内に使い切るのが理想です。

一升餅は「意味」が大事なので、無理に完食する必要はありません。赤ちゃんの健康を第一に考えて、家族に合ったスタイルで楽しんでくださいね。


用意しておくと便利な撮影小物と服装選び

一升餅のイベントは赤ちゃんの成長記念として写真や動画をたくさん撮るチャンスです。そこで、事前に「撮影用の小物」や「衣装」を準備しておくと、写真のクオリティが格段にアップします。

撮影小物として人気なのは、以下のようなものです:

  • 「HAPPY BIRTHDAY」などのガーランド

  • 名前や日付入りのボード

  • 月齢カードや王冠のかぶりもの

  • フォトブース風の背景布

  • カラフルなバルーンやお花

服装については、赤ちゃんが動きやすく、かつ記念に残るような可愛い服を選びましょう。和装の「一つ身」や「袴ロンパース」も人気で、フォーマル感も出ます。女の子ならドレス風ロンパースも華やかでおすすめです。

写真は自然光の入る部屋で、明るい時間帯に撮影するときれいに写ります。連写や動画も活用して、泣いてる顔も笑ってる顔も、すべての瞬間を記録に残しましょう。


実践!関西風一升餅の進行方法

スケジュールの立て方(時間配分)

一升餅のお祝いは、短時間で進行するのがポイントです。赤ちゃんは疲れやすく、機嫌が変わりやすいため、1時間以内にすべてを終えるスケジュールが理想です。以下はおすすめの進行例です:

時間 内容
0分 開始のあいさつ・説明
5分 赤ちゃんの記念撮影(服装がきれいなうちに)
10分 一升餅の背負い・または踏ませる儀式
20分 赤ちゃんの様子に合わせて写真・動画撮影
30分 将来占い(選び取りカードなど)
40分 お祝いのケーキや食事タイム
60分 祖父母との記念撮影・終了のあいさつ

赤ちゃんの機嫌が悪くなった場合は、臨機応変に順序を入れ替えたり、途中で休憩を入れてあげましょう。あくまでも「記念」として楽しむことが一番大切です。


実践!関西風一升餅の進行方法

背負わせる?踏ませる?それぞれのやり方

関西では「背負わせる」か「踏ませる」か、どちらのスタイルで行うかが家庭によって分かれます。それぞれの意味ややり方を知って、自分たちに合ったスタイルを選びましょう。

背負わせるスタイルは全国的に主流で、リュックや風呂敷に一升餅を入れ、赤ちゃんの背中に背負わせます。歩ける赤ちゃんならそのまま数歩でも歩けると理想的ですが、ほとんどの子は泣いたり、転んだりしてしまいます。でも、それでOK! 転ぶことにも「これからの人生、転んでも立ち上がってほしい」という意味が込められています。

一方、踏ませるスタイルは特に関西地方で多く、「人生を自分の足でしっかり踏みしめて歩いてほしい」という意味があります。赤ちゃんが立って餅を踏むだけなので、まだ歩けない子でも安心して行えます。踏む餅は平らで大きめのものがよく使われ、餅の上に布を敷く家庭もあります。

どちらの方法も、赤ちゃんの成長段階や性格に合わせて選ぶことが大切です。泣いてしまっても無理に続けず、途中で中断しても問題ありません。大事なのは「無事に一歳を迎えられた」ことを祝う気持ちです。


泣いたらどうする?赤ちゃんの反応に合わせた進め方

一升餅を背負わせたり踏ませたりすると、多くの赤ちゃんは驚いて泣いてしまいます。大きくて重い餅に突然囲まれたら、大人だってびっくりしますよね。泣いてしまったからといって焦らず、赤ちゃんのペースに合わせることがとても大切です。

泣いてしまった場合の対処法としては、まず「無理に続けない」こと。写真だけ撮って終える、あるいは餅に触らせるだけで終えるという選択もOKです。また、好きなおもちゃやおやつで気分転換させたり、ママやパパが抱っこして安心させるのも効果的です。

撮影を優先したい場合は、最初に「餅なしの笑顔写真」を先に撮っておくと安心です。その後で餅を登場させれば、泣いても良い思い出になります。最近は「泣き顔フォト」も人気があり、その瞬間を残しておくこと自体が家族にとって大切な記録になります。

イベント当日は「完璧に進める」ことよりも、「赤ちゃんにとって負担が少ない」ことを優先しましょう。家族全員がリラックスして楽しめるよう、余裕を持ったスケジュールと柔軟な対応を心がけてください。


写真や動画のベストな撮り方のコツ

一升餅イベントでは、成長の記念として写真や動画をたくさん撮りたいですよね。ポイントは「明るい場所」「赤ちゃんの目線」「自然な表情」の3つを意識することです。

まず撮影場所は、できるだけ自然光が入る明るい部屋を選びましょう。逆光にならないよう、赤ちゃんの顔に光が当たる位置にカメラを構えるときれいに写ります。天気の良い日は午前中〜昼過ぎがベストタイムです。

次に、赤ちゃんの目線で撮るのが大切。立ったまま上から撮るより、カメラマンがしゃがんで赤ちゃんと同じ高さで撮影することで、表情がしっかり映ります。動画は動きがある瞬間や、餅を背負って歩こうとする様子などをおさめると臨場感が出ます。

撮影の際は、連写モードや動画の同時録画を活用するのがおすすめ。泣いたり笑ったり、表情がくるくる変わるので、ベストショットは意外な瞬間にあるものです。また、撮影役はひとりにせず、複数人で担当すると失敗が少なくなります。

記念日プレートや名前入りボードなどを一緒に写すことで、あとから見返したときに日付や内容がすぐにわかり、成長記録としてもばっちりです!


トラブル対策Q&A(転倒、拒否、餅が重すぎるなど)

一升餅の行事では、思い通りにいかないこともあります。そんなときに備えて、よくあるトラブルとその対策をQ&A形式でご紹介します。

Q:餅が重すぎて赤ちゃんが転んでしまいそう…
A:転倒のリスクが高そうな場合は、最初から「踏ませる」スタイルに変更しましょう。どうしても背負いたい場合は、軽量のフェイク餅や、ぬいぐるみなどを使った記念撮影だけにするのも一案です。

Q:背負うのを嫌がってギャン泣きします…
A:無理に続けず、餅に触らせるだけでも十分です。家族で囲んで「祝う気持ち」を大事にしましょう。リュックを事前に慣れさせるのも有効です。

Q:餅を落としてしまった!どうすれば?
A:清潔なシートの上で行えば衛生的にも安心です。落ちてもすぐ拾って再利用できますし、落ちた餅は食べずに記念として保管する選択肢もあります。

Q:進行がうまくいかない…タイミングがバラバラに
A:スケジュール通りに進まないのはよくあること。焦らず、赤ちゃんの機嫌に合わせて柔軟に対応しましょう。全員で楽しむことが一番の目的です。

Q:祖父母から昔ながらのやり方を強く勧められて困っています…
A:現代風のアレンジを説明し、「赤ちゃんに負担が少ない方法を選びたい」と丁寧に伝えましょう。家族全員の納得感を大切にするのがポイントです。

関西で人気の一升餅イベント&フォトスポット

関西圏の一升餅イベントまとめ

関西では、地域の文化センターや子育て支援センター、商業施設などで一升餅イベントが開催されることがあります。特に大阪・京都・神戸エリアでは、週末にファミリー向けイベントとして一歳記念の一升餅体験が行われており、親子で気軽に参加できるのが魅力です。

例えば、イオンモールや阪急百貨店、ららぽーとなどの大型ショッピングモールでは、プロのカメラマンによる撮影付きの一升餅イベントを定期的に開催しています。中には「選び取り体験」や「手形アート」とセットになっているものもあり、一度の参加でいくつかの記念を残せるのが好評です。

自治体主催の子育て広場でも、無料または格安で参加できるイベントがあり、地域のママ友とも交流ができるのが嬉しいポイント。定員制の場合も多いので、早めの予約がおすすめです。

参加型のイベントは、自宅でやるのが難しい家庭や、プロのサポートを受けながら進めたい人にとって最適です。最新情報は施設の公式サイトやSNSで確認しましょう。


写真映えする人気フォトスタジオ

関西には、一升餅を含めた「1歳記念フォト」を専門にしているスタジオが多数あります。おしゃれな背景、小物、衣装が用意されているので、記念写真を完璧に残したい家庭には特におすすめです。

大阪市内では「スタジオアリス」や「スタジオマリオ」のほか、「ハピスタ」や「グランフォト小野写真館」など、1歳記念専用の撮影プランを持つスタジオが人気。衣装レンタル込みのプランや、兄弟撮影付きプランなども充実しています。

京都では「photohouseReve」や「Lien Studio」、神戸では「フォトスタジオおおば」などがあり、和風の背景や一升餅の小物を使った撮影に定評があります。

撮影は予約制で、週末は特に混み合うので、希望の日時がある場合は早めに連絡を。スタジオによっては持ち込み餅の使用がOKなところもあるため、自分で用意した餅を使って撮影することも可能です。


神社やお寺での祈願と一緒に行うケース

一升餅の行事と合わせて、神社やお寺で「初誕生祈願」を行う家庭も多くあります。関西には子どもや家族の健康を祈願する神社が数多くあり、一歳を迎えたお祝いとして「健康長寿」や「開運招福」のご祈祷を受けるのが一般的です。

大阪の住吉大社や京都の八坂神社、兵庫の長田神社などは特に人気があり、祈祷後に境内で写真を撮ることもできます。神社によっては一升餅や選び取りカードの持ち込み撮影もOKなところもあり、伝統と現代を融合させた記念日が叶います。

ご祈祷は予約が必要な場合もありますので、事前に神社に問い合わせましょう。赤ちゃんが機嫌よく過ごせるよう、午前中の早い時間帯の参拝がおすすめです。

お祝いの流れとしては、「神社で祈願 → 自宅で餅イベント → 食事会」の順でスムーズに進行できるよう計画すると、一日を通して充実した記念日になります。


祖父母と一緒に楽しめる場所の選び方

一升餅は家族全員が楽しめる行事です。特に祖父母にとっては孫の成長を間近で見る貴重な機会。会場選びでは、赤ちゃんだけでなく高齢の方にも配慮が必要です。

例えば、バリアフリーの会場や、イス・テーブルが用意された和室付きの貸しスペースが便利です。自宅で行う場合でも、祖父母の移動時間や滞在時間を考えてスケジュールを調整すると、みんなが快適に過ごせます。

また、写真撮影の際は全員での集合写真を忘れずに撮っておきましょう。最近はスマホでもタイマー撮影が簡単にできるので、三脚を使って記念撮影するのもおすすめです。

「お祝い膳」などの仕出しサービスを使えば、祖父母にもゆっくり食事を楽しんでもらえるので、準備の負担も軽減されます。


自宅以外でやる場合の注意点と費用

一升餅を自宅ではなく外部の施設で行う場合、いくつか注意点があります。まず、会場の設備確認は重要です。餅を置くスペースがあるか、写真撮影に適した背景があるか、赤ちゃんがハイハイできるスペースが確保できるかなど、事前チェックを忘れずに。

また、施設によっては餅や食べ物の持ち込みが禁止されていることもあるため、利用規約の確認が必要です。子育て支援センターやレンタルスペースでは、餅イベント用のプランを設けているところもあるので、問い合わせてみるとよいでしょう。

費用の目安としては、レンタルスペース代が1時間3,000〜5,000円程度、写真撮影込みで10,000〜20,000円前後のプランも存在します。プチギフトや仕出しの手配がセットになったパックも便利です。

移動や設営の手間がある分、写真映えや思い出づくりには最適なので、予算と希望に合わせて選びましょう。


一升餅のあとは?餅の使い方・家族の楽しみ方

切り方と保存方法のポイント

一升餅を使い終わったら、食べやすいサイズに切り分けて保存しましょう。まず、よく切れる包丁を用意し、餅がまだ柔らかいうちにカットするのがベストです。固くなってしまった場合は、少し蒸すか電子レンジで軽く温めると切りやすくなります。

カットするサイズは家庭によって異なりますが、1食分ずつの個包装にしておくと便利です。ラップで包んで冷凍保存すれば、約1〜2ヶ月はおいしく食べられます。解凍は自然解凍でもよいですが、焼く・煮るなど調理前提なら電子レンジでもOKです。

包丁で切るのが難しい場合は、糸やピアノ線を使って切る方法もあります。餅を押しつぶさずにきれいにカットできるのでおすすめですよ。

保存は必ず冷凍庫へ。常温や冷蔵だとカビが生えるリスクがあるので注意しましょう。


おすすめの一升餅レシピ(おしるこ・焼き餅など)

一升餅を使って、おいしく楽しむレシピもご紹介します。定番は「おしるこ」。餅を焼いてから、甘いあんこ汁に入れて食べるだけで、家族みんなが喜ぶ味に。特に寒い時期にはぴったりです。

その他のアレンジ例はこちら:

  • 焼き餅:トースターでカリッと焼いて、砂糖醤油やきな粉をつける

  • 雑煮:だしベースの汁に餅を入れて具沢山に

  • 餅ピザ:スライスした餅にチーズやソースをのせて焼く

  • 磯辺焼き:海苔と醤油でシンプルに

  • 餅グラタン:餅を角切りにしてホワイトソースと一緒に焼く

小分けして冷凍した餅なら、日常的な食事にも使いやすく、食べきれない心配もなくなります。祖父母に配る際も、レシピメモを添えると喜ばれますよ。


おすそ分けのマナーとラッピングアイデア

一升餅を食べきれない場合は、親戚や近所におすそ分けするのもひとつの方法です。ただし、餅は「生もの」として扱われるため、衛生面には十分注意を。ラップや食品保存袋で個別に包み、保冷剤や冷凍状態で渡すのが理想的です。

ラッピングに一工夫すると、見た目もよく、受け取る側も気持ちよく受け取れます。100均でも買える和柄の袋や、名前シールを貼るだけでも可愛くなります。また、「○○ちゃんの一歳祝いの餅です」と一言添えたメッセージカードを付けると、気持ちが伝わります。

地域によってはお餅を配ることが風習になっているところもあるため、事前に親や祖父母に確認しておくとよいでしょう。


記念品として残すにはどうする?

一升餅は食べるだけでなく、記念品として一部を残す家庭もあります。たとえば「ミニサイズにして乾燥させる」ことで、カビが生えずに保存できます。樹脂でコーティングして飾り餅にする方法もあります。

また、餅の形そのものを残すのが難しい場合は、「記念フォト」や「餅と一緒に撮った手形アート」などをアルバムに残すのがおすすめ。背負ったリュックや着用した衣装なども、大切に保管すれば立派な思い出になります。

手作りアルバムに記録する際は、以下の項目を入れるとよいでしょう:

  • 一升餅の日付と場所

  • 餅の写真(背負っている・踏んでいるなど)

  • 赤ちゃんの反応(泣いた、歩いたなど)

  • 家族全員で撮った写真

  • イベントの感想メモ

成長したお子さんに見せると、きっと笑顔になってくれるはずです。


まとめ

関西での一升餅のやり方は、伝統を大切にしつつ、家族に合わせた柔軟なスタイルが広がっています。「背負う」「踏む」「写真を撮る」「祈願する」など、さまざまな方法がありますが、どれも赤ちゃんの健やかな成長を願うという気持ちが根本にあります。

準備は少し大変かもしれませんが、一生に一度の特別な記念日。写真や思い出、そして家族の笑顔は、きっとかけがえのない宝物になります。ぜひ自分たちに合ったやり方で、一升餅のイベントを楽しんでくださいね。

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