近年、夏場の気温が厳しくなってきていますが、みなさんも感じているのではないでしょうか。
ただ涼しい部屋で過ごすのも良いですが、夏の楽しみといえばやはり水遊びです。
海やプールでの遊びに欠かせないアイテムとして、浮き輪は非常に重要です。
浮き輪を選ぶ際の注意点をここでいくつかご紹介します。
多くの店舗で浮き輪を見かけるシーズンになりますが、特に中学生にとってはサイズ選びが重要です。
体格によって大きな差がある中学生のサイズ選びのコツを中心に説明していきます。
幼児から大人まで、浮き輪の選び方についても触れていますので、サイズ選びに役立ててください。
中学生における浮き輪の選び方
浮き輪を選ぶ際、どのような点に注意していますか?
デザインやトレンドを考慮することも大切ですが、最も重要なのは安全性です。
この記事では、特に中学生が浮き輪を選ぶ際のポイントをご紹介します。
一般的には、子供用や大人用の区分がありますが、中学生はその中間であり、個々の体格差が顕著ですから、適切なサイズの選び方が肝心です。
適正なサイズを選ぶ際の基準として重要なのが、実は胸囲です
サイズが大きすぎると安全上のリスクが高まりますので、慎重に選ぶことが求められます。
以下に、適正サイズの目安を示す表を用意しました。
サイズ 胸囲目安 年齢目安
90 78㎝ 12歳以上
100 80㎝ 12歳以上
110 85㎝ 15歳以上
120 85㎝ 15歳以上
130 85㎝ 15歳以上
サイズ表を参考にするのも良いですが、最も確実なのは、店頭での試着です。
実際に試着してみて、洋服の上からではなく、水着の状態で試着することが望ましいです。
洋服の上から試着すると、実際の水中での感覚と異なるため、適切なサイズ感を誤認してしまうことがあります。
動きを妨げない程度の適切なサイズを選ぶことで、安全に水遊びを楽しむことができます。
大人と子供では体の構造や運動能力が異なるため、適切な浮き輪のサイズも変わってきます。
サイズ選びの一般的な基準として、胸囲を参考にすると良いでしょう。
一般的な女性は、強い筋力を持つことが少ないため、取り扱いやすさと安全性が重要な選択基準になります。
次に、子供用の浮き輪について詳しく見ていきますが、市場には約50cmからのサイズがあります。
年齢に応じて、おおよその目安としては、3~4歳で50cm、4~5歳で55cm、6歳で60cm、9歳で70cm、そして12歳以上では80cmぐらいの浮き輪が提供されています。
女性は成長が男性より早いことが多いため、12歳でほぼ大人と同じ身長に達することも少なくありません。これをサイズ選びの一つの基準としても良いでしょう。
中学生は体格に個人差が大きいですね。
浮き輪のサイズを選ぶ際に胸囲を基準にするとは初耳です!
子供に合う浮き輪のサイズは?
子供の場合は、年齢ごとに適切な浮き輪のサイズがあります。
おすすめは、胸囲を基準に選ぶことです。浮き輪は水面での浮力を利用しますので、胸元のサイズに合わせておくと、手を使わなくても滑り落ちる心配が少なくなります。
適切なサイズの選び方は、胸囲±2cmの浮き輪が最適です
以下の表は、年齢と胸囲を基にした浮き輪の適切なサイズを示しています。
サイズ 胸囲目安 年齢目安
45 49cm 3歳以上
50 54cm 3歳以上
55 56cm 3歳以上
60 58cm 3歳以上
70 66cm 6歳以上
80 74cm 6歳以上
この表を基に、各年齢に適したサイズを細かく区分けしていますので、ご参考にしてください。
3~4歳(胸囲約54cm):45~50cmサイズ
5歳(胸囲約56cm):50~55cmサイズ
6歳(胸囲約58cm):55~60cmサイズ
7歳(胸囲約60cm):60~65cmサイズ
子どもの体格には個人差があるため、お子さんの胸囲を測定してからサイズ選びをすることが推奨されます。
これまで性別を問わず浮き輪の選び方を説明してきましたが、中学生には体格の個性が豊かに現れ始めます。
私自身の中学時代を振り返っても、体格の大きい友人は成人男性を上回るほどで、一方で小柄な友人は小学高学年生と見間違えられることもありました。
特に男子中学生の場合、一般的に女子よりも筋肉量が多いため、浮き輪選びには注意が必要です。
標準的な身長である170cmの男子中学生なら、大体100cmの浮き輪が適切かもしれません。
部活動や個人トレーニングに励んでいる身長170cm程度の学生や、180cmを超えるような体格の男子には、120cmの浮き輪が合うでしょう。
筋肉がしっかりしていると、もしものときにも大きな浮き輪を扱える可能性が高いです。
身長が高くても体型が細い「やせ型」の場合、胸囲やウエストサイズに注意しながら、100cmの浮き輪を選んでも問題ありません。
逆に成人男性であっても、体が小柄で細身なら90cmの浮き輪を選ぶことも考えられます。
男女問わず、自身の体格や筋力、さらには運動能力を考慮して最適な浮き輪サイズを選びましょう。
以下は浮き輪のサイズ選びの目安です:
- 胸囲が78cmの場合: 90cmの浮き輪
- 胸囲が80cmの場合: 100cmの浮き輪
- 胸囲が85cmの場合: 120cmの浮き輪
これはあくまでも基準なので、実際に試着をして最適なサイズを確かめることを推奨します。
中学生男子には様々な体型があるので、実際に試着してみるのが最も確実ですね!
これまでは子供や中学生向けの浮き輪のサイズ選びに焦点を当ててきましたが、成人の場合にはどのような点に注意すれば良いのでしょうか?
体格や性別によって異なるサイズの選び方について、詳しく見ていきましょう。
一般的な大人用の浮き輪のサイズは100cmが標準です。
体格が小さい女性には、80cmの浮き輪がおすすめです。内周が約105から110cmで、胸囲が75cm未満の場合、90cmまでのサイズも適しています。このサイズだと、浮き輪から落ちるリスクも減少します。
通常体格の人は、100cmの浮き輪が最適です。これは大人用浮き輪のスタンダードなサイズで、豊富なバリエーションが利用可能です。
体格の大きな男性には、120cmのサイズを推奨します。このサイズの浮き輪は、内周が150cmから155cmで胸囲が85cm程度の方に快適な着け心地を提供します。ただし、この大きさの浮き輪は、使用できる場所が限られることがありますので、使用前に確認が必要です。
浮き輪が小さすぎるとどうなるかと言うと、安全上のリスクが増大します。例えば、小さめの浮き輪を使ってしまうと、万一の場合にすぐに抜け出せない可能性があります。
自分の体に合った浮き輪を選ぶことは、安全で快適に遊ぶために非常に重要です。オンラインで購入する際は、サイズの目安をよく確認し、必要なら実店舗で試着してみることをお勧めします。
私自身、見た目だけで浮き輪を選んでしまった結果、使えないものを購入してしまった経験があります。それ以来、購入時には必ず実際に試して、体に合っているかどうかを確認しています。
友達やカップルで浮き輪を共有する時の選び方について紹介します
二人で一緒に使用する場合は、120cmサイズの大人用浮き輪を選ぶのがベストです。小さめの浮き輪に二人が同時に入ると、安全上の問題が生じる可能性があります。もし浮き輪がひっくり返った際に素早く脱出できないと危険ですから、十分なサイズ感のある浮き輪を選ぶことが重要です。
また、2つの穴があるタイプの大人用浮き輪もおすすめです。このタイプの浮き輪なら、二人で同時に楽しむことが可能で、互いの距離が近いためコミュニケーションも取りやすくなります。
カップルや友達と共に海やプールを訪れた際には、二人で一緒に使える浮き輪を選んで、より楽しい時間を過ごせます。ただし、二人の体格に合ったサイズを選ぶことを忘れないでくださいね。
幼児用浮き輪にはさまざまな形状やタイプがあります。通常思い浮かべるのはドーナツ型ですが、幼児向けに特化した他の種類もご紹介しましょう。
アームリング(アームヘルパー)、足入れタイプの浮き輪、そして標準的なドーナツ型の浮き輪があります。
特にアームリングは、腕に装着するタイプで、小さな子供がプールで遊ぶ際にひっくり返る心配が少ないため、水に慣れていない幼児に適しています。足を動かして泳ぎの練習をするのにも最適です。
次に、足入れタイプの浮き輪は、特に水慣れしてきた幼児におすすめです。このタイプの浮き輪は、座るようにして足を固定できるため安定感がありますが、ひっくり返るリスクがあるため、常に大人の監視が必要です。
また、乗り物や動物の形をした浮き輪は子供たちに人気があります。手足をしっかり使えるようになった子供たちには、ドーナツ型の浮き輪がおすすめです。この形状は、子供がしっかりと掴まることができ、安全に遊べます。
浮き輪の選び方では、適切なサイズが重要です。特に内径の大きさに注意し、子供がすぐに抜け出せるサイズを選ぶことが重要です。幼児用ドーナツ型浮き輪は、通常45cmから55cmの範囲で展開されています。
水遊びは楽しいものですが、水の事故も少なくありません。そのため、浮き輪の選び方には特に注意が必要です。子供の好みのキャラクターが描かれた浮き輪も魅力的ですが、安全性が確認されていない商品は避けるべきです。
安全性を確保するために、STマーク(Safety Toy)が付されている浮き輪を選ぶことをお勧めします。このマークは、日本玩具協会が定める安全基準をクリアしていることを示しています。
子供の安全を第一に考え、適切な浮き輪を選ぶことで、水遊びの時間を安心して楽しむことができます。