雨天でも快適!室内での洗濯干し術をご紹介

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雨が多い季節、外での洗濯干しが難しいと感じることがあります。特に室内で干すときの「湿った臭い」が気になるという声も多く聞かれます。そこで、洗濯前の準備から適切な干し方、選び方に至るまで、室内干しを快適にする方法と、その臭いを最小限に抑えるテクニックを詳しく解説します。ちょっとしたコツと風の流れを作れば快適に出来ますので是非参考にしてやってみてください。

雨季でも爽やかな室内干しのコツ

雨季を乗り切るには室内干しのスキルが重要です。今回は、早く乾かし、湿った臭いを減らすための方法をお伝えします。

室内干しで気になる湿った臭いの理由

臭いの主な原因は、洗濯物に残る汚れや菌

湿った臭いの主な原因は、衣類に残る汚れや菌です。これらの菌は通常の洗濯では除去しきれず、湿った状態が続くと増殖しやすくなります。

湿度が高いと菌が増殖しやすい

菌は湿度が高い環境を好み、残った汚れを栄養源として利用します。したがって、衣類が濡れている時間が長ければ長いほど、菌が増えやすくなり、結果的に不快な臭いが発生します。

臭いを防ぐには「早く干すこと」が重要

湿った臭いを防ぐためには、洗濯物を早く乾かすことが重要です。ここからは、効率的な室内干しの方法を「洗濯前の準備」「干す環境の整備」「干し方」に分けて紹介します。

効率的な室内干しの準備

使用した衣類は通気性の良いランドリーバスケットへ入れます

使用後の衣類やタオルは通気性の良いランドリーバスケットに入れておき、洗濯時まで放置。洗濯槽に直接入れると湿気がこもり、衣類だけでなく洗濯槽自体にも菌が増殖してしまいます。さらに、汗や雨で濡れた衣服は別に干しておくと良いでしょう。

洗濯機で洗う際は「7割程度の量」を目安に

洗濯機で衣類を効果的に洗うためには、洗濯機を満タンにせず、約7割の量に留めるのが理想です。節水モードでは汚れ落ちが悪くなることがあるため、適切な水量で洗剤と水が衣類に行き渡るようにすることがポイントです。

専用の室内用洗濯洗剤の利用を使って見て下さい

室内干し専用の洗剤は、特に皮脂汚れに強い洗浄力を備えているため、除菌や抗菌作用も期待できます。通常使用している洗剤で臭いが残る場合、室内干し専用のものに変えてみるのも良いでしょう。

洗濯機の定期的なクリーニングが重要

洗濯槽内のカビや汚れは、衣類に臭いの原因となる菌を移すことがあります。生乾きの臭いを避けるためにも、定期的な洗濯槽クリーニングは必須です。専用のクリーニング剤を使用し、使用後は槽の内部をしっかり乾燥させましょう。

室内干しの最適な場所

風通しの良い場所での干し方をして下さい

室内干しをする際は、家の中でも風が通る場所を選びます。窓から窓へ、または階段を通って空気が流れるような場所が適しています。

空調機器を利用した効果的な乾燥法

自然の風が足りない場合は、エアコンやサーキュレーター、扇風機を使用して洗濯物に風を当てます。これらの機器を使用することで、衣類の乾燥を促進させることができます。

室内の中央で干すことで効率がアップします

窓辺よりも室内の中央部分が空気が動きやすく、乾燥が早まります。物干し台を中央に設置するなどして、空気の流れを最大限に活用しましょう。

布団乾燥機の活用でさらにスピードアップ

衣類乾燥機能がついた布団乾燥機を使用すると、温風で素早く乾燥させることが可能です。ただし、エリアが限定されるため、扇風機との併用が効果的です。

換気扇付近での干し方もおすすめ

湿気がこもるとカビの原因になるため、換気扇がある場所での干し方が推奨されます。特にキッチンやバスルームの換気扇を活用することで、室内の湿度を効果的に下げることができます。

浴室乾燥機とファンの併用で効率アップ

浴室乾燥機を使用する際、サーキュレーターや扇風機と合わせて使用することで、より迅速に乾燥させることができます。扉の隙間をわずかに開けることで、空気の循環を助け、乾燥を促進します。

室内干しの効果的な方法

洗濯が終わったら速やかに取り出すことがグッドです

洗濯後は洗濯機内に放置せず、すぐに取り出すことが重要です。湿った状態での放置は菌の増殖を促し、生乾きの臭いやシワの原因になります。

洗濯機の短時間乾燥機能を活用

洗濯物を脱水した後、乾燥機を短時間だけ使用すると、速やかに乾燥し、臭いの問題も軽減されます。10分程度の使用が効果的です。

洗濯物を広げて干す

洗濯物はできるだけ広げて干し、空気が触れる面積を増やすと効率よく乾きます。特にバスタオルは広げて干し、衣類は厚みのあるハンガーを使用して形を整えながら干すとよいでしょう。

洗濯物をアーチ形に配置するのもポイントです

洗濯物を干す際は、長いものを両端に、短いものを中央に配置し、アーチ形にすることで空気の流れを良くし、乾燥を加速させます。

くっつかないように十分な間隔で干す

洗濯物は互いに触れないように少なくとも10~15cmの間隔を空けて干し、空気が通りやすくすることで早く乾かすことができます。

フード専用ハンガーを使用

フード付きの衣類は専用ハンガーを使用してフードが重ならないように干し、乾燥しにくい部分もしっかり乾かすようにします。フード専用ハンガーは100円ショップで入手可能です。

まとめ

雨天時でも室内で洗濯物を快適に干すためのテクニックですが、浴室乾燥機とサーキュレーターや扇風機を併用することで、洗濯物を迅速に乾燥させることができます。洗濯後は速やかに洗濯機から取り出し、乾燥機の短時間使用や洗濯物を広げて干すことで、臭いを軽減し、効率良く乾燥させることが可能です。さらに、洗濯物をアーチ形に配置し、十分な間隔を空けて干すことで空気の流れを最適化し、フード専用ハンガーを使うことでフード部分の乾燥も効率的に行うことができます。これらの方法を取り入れることで、雨天時でも室内干しを快適に行うことができて、臭い匂いがしない洗濯物になります。梅雨時期は特に湿気が強いですから風通しを良くするだけでも違いが出ますよ。

 

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