IKEAの「トロファスト」は、子供のおもちゃの整理整頓に最適とされています。低価格でカラフルなデザインが特徴のこの収納システムは、引き出し式で使い勝手も良いですが、子供がおもちゃを使わなくなるとどう活用すればよいか悩む方もいるでしょう。大人用の収納としても使えるか、その後の活用法について考察しました。
IKEAトロファストは子どものおもちゃ専用の収納か?
IKEAのTROFASTシリーズは、さまざまなサイズのフレームとボックス、バスケットを自由に組み合わせて使える収納システムです。色と形のバリエーションが豊富で、価格も手頃なため、増え続けるおもちゃをスタイリッシュに収納するのに便利です。しかし、子供がおもちゃを使わなくなった後も、様々な収納として再利用可能で、長く愛用することができます。
IKEAトロファストを大人用に活用する方法!
子供の成長に合わせて、トロファストはおもちゃだけでなくランドセルや学用品の整理にも利用できます。ボックスを取り外せば、ランドセルを縦に置くスペースにもなり、プリント類や小物類を整理するのにも適しています。更に、小学校卒業後は、成人用の家具としても使い続けることができます。
新たな活用法
サイドボードとして
リビングや寝室に設置し、サイドボードとして使用すると、読書中の本やリモコン、ティッシュなど日常使いの小物をすっきりと収納できます。ボックスを使って目隠しすることで、生活感を抑えることも可能です。
また、ワークスペースとしても活用できるため、家の中の様々な場所で役立てることができます。
収納棚として
トロファストの引き出し部分を棚板に変えることで、大人向けの収納スペースとしても活用できます。リビングや寝室はもちろん、ウォークインクローゼットやパントリーに設置することで、収納の幅が広がります。
テレビ台としての活用
IKEAのトロファストはその頑丈さと適度な低さで、テレビ台としても非常に適しています。特に横長のモデルは、テレビ台にぴったりですが、縦長や階段型のモデルはあまり適していません。背面が開いているため、ケーブルの取り扱いが簡単ですが、その分埃が溜まりやすく、定期的な清掃が必要です。
*重量の注意*
トロファストの耐荷重は明確に記載されていないため、重い物を載せる際は注意が必要です。安全のため、製品の耐荷重を確認し、適切な使用を心がけましょう。
子供が成長した後のIKEAトロファストの選び方
おもちゃ収納から脱却して長く使い続けるためには、次のポイントを押さえておくと良いでしょう
色選びでは、明るく子供向けのカラフルなものよりも、家のインテリアに馴染む落ち着いた色を選びます。シンプルな色合いなら、異なる部屋に移しても自然に馴染み、テレビ台や衣類収納としても使えます。
フレームの形状に関しては、階段型よりも横長型がおすすめです。階段型は可愛らしいですが、横長型の方が多用途に活用しやすく、例えばデスクや簡易ハンガーラックとしても再利用可能です。
友人宅での活用例
友人は、横長のトロファストを二つ並べ、キッチンカウンターとして再利用しています。これにより、キッチンとリビングの間に自然な仕切りができ、空間にメリハリを加えつつ、収納スペースも確保できています。上部にはオーブンレンジを置き、下部の引き出しには日用品やカトラリーを収納。引き出しは両面からアクセス可能で、使用頻度の高いアイテムの出し入れが便利です。
もし、いらなくなったら
トロファストはIKEAで人気のあるアイテムなので、使用を終えたらオンラインでのリセールが可能です。メルカリでの出品が一般的ですが、梱包や発送が手間な場合は、地域密着型のジモティーを利用するとよいでしょう。
まとめ
IKEAのトロファストは、子供のおもちゃ収納から成人用の多目的収納まで、幅広い利用が可能です。子供が使わなくなった後も、リビングやダイニング、寝室で便利に使えるアイテムとして、その価値を十分に活用してみてください。