トイレ |
御岳山駅、神社周辺、ビジターセンター |
洋式あり、比較的清潔 |
休憩所 |
長尾平、ロックガーデン付近、神社下 |
屋根付きあり、お弁当休憩にも◎ |
自販機 |
御岳山駅、宿坊街の通り沿い |
飲み物・アイス等が購入可能 |
飲食店 |
神社周辺、ケーブルカー駅付近 |
そば・うどん・団子など軽食あり |
ベビールーム |
ビジターセンター |
授乳室・オムツ替え台完備 |
これらを活用することで、途中でのトラブルやぐずりも防ぎやすく、安心して自然を楽しむことができます。
子連れハイキングの持ち物・準備チェックリスト
絶対に持っていくべき基本アイテム
子連れでのハイキングは、ちょっとした準備不足がトラブルに繋がりやすいものです。まずは基本となる「絶対に必要なアイテム」をしっかり確認しておきましょう。
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飲み物(多めに):子どもは大人よりも脱水になりやすいので、ペットボトルや水筒にお茶や水を持参しましょう。スポーツドリンクもあると安心。
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タオル&ウェットティッシュ:汗を拭いたり、手や顔を拭いたり、何かと便利です。
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救急セット:ばんそうこう、虫さされ薬、消毒液などは必須。軽いケガにすぐ対応できます。
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帽子&日焼け止め:標高が高いため、紫外線対策を忘れずに。とくに子どもの肌は敏感です。
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ビニール袋(ゴミ袋):お菓子の袋や使ったティッシュなどを持ち帰るために用意しましょう。
これらはリュックに入れておくのが基本。子どもにも小さなリュックを持たせて、自分の飲み物やおやつを入れてあげると「自分で持つ!」という気持ちも育ちます。
小さな子供がいる場合の便利グッズ
未就学児やまだ歩くのが不安定な子ども連れの場合、以下のようなアイテムを用意しておくと快適に過ごせます。
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抱っこひも(ヒップシート型):疲れたときや階段の上り下りに活躍。長時間でも負担が少ないタイプを。
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虫よけスプレー・虫よけシール:特に夏は蚊やブヨに要注意。衣服に貼れるタイプが便利です。
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おやつやラムネなどの「機嫌直しアイテム」:ぐずったときの気分転換になります。
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簡易レインコートやポンチョ:突然の雨にもすぐ対応できる軽量タイプをリュックに忍ばせておきましょう。
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保冷バッグに冷たいタオル:暑い時期には、首に巻いて体温調整にも使えます。
これらがあるだけで「もう帰りたい」と言われる回数が激減します!
軽食&おやつのおすすめ
山の上で食べるおにぎりやおやつは、いつもより何倍もおいしく感じます。以下のような持ち運びやすく、エネルギー補給にもなる食品がおすすめです。
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おにぎり・サンドイッチ:食べやすくて腹持ちの良い定番メニュー。
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ゼリー飲料:すぐにエネルギー補給ができ、食欲がなくても飲みやすい。
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フルーツ(りんご・バナナ・みかん):包丁いらずで食べられるものを選びましょう。
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スナック系お菓子(クッキー、せんべい、ラムネ):歩きながらでもパクッと食べられる軽食に。
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塩分補給タブレット:夏の熱中症対策にも役立ちます。
気温や天気に合わせて、傷みにくいものを選ぶのがポイントです。
雨対策や虫よけ対策のコツ
御岳山では、天気が変わりやすい日もあります。また、夏の森は虫も活発。しっかりと対策していくことで、快適さがまったく違ってきます。
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雨対策:晴れていても、折りたたみ傘やレインコートは必携。地面がぬかるむ可能性もあるので、靴は防水性のあるものを。
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虫よけ対策:スプレーだけでなく、虫よけリングやシールを併用するのがおすすめ。長袖・長ズボンも効果的です。
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日差し対策:帽子はツバが広く首筋も隠れるものが理想。日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直しましょう。
これらを「暑さ・雨・虫」という3つの観点から準備しておくと、安心して一日を過ごせます。
迷子・ケガなどトラブル時の対処法
自然の中では予想外の出来事も起こりやすいです。あらかじめ「こうなったらどうするか?」を親子で共有しておくことで、万一の際にも落ち着いて行動できます。
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迷子になったら…
→「その場から動かない」を子どもに伝えておく。親は落ち着いて周囲を探し、係員に連絡。
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ケガをしたら…
→消毒・絆創膏・冷却ジェルシートなどで応急処置。動かすと悪化しそうな場合は無理に歩かせず、助けを呼ぶ。
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転んだ・服が破れた
→替えのシャツやズボンを1セット持っておくと便利です。
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疲れて歩けない
→抱っこひもやおやつで気分転換。休憩所でしっかり休む。
事前に「トラブルがあったらどうする?」を親子で話しておくことが、安心・安全なハイキングにつながります。
ハイキングの後も楽しい!周辺観光&温泉情報
日帰りOK!近くの温泉施設ベスト3
ハイキングでたっぷり汗をかいたあとは、温泉でゆっくり疲れを癒したいですよね。御岳山の周辺には、日帰りでも楽しめる温泉施設がいくつかあります。家族連れにぴったりの設備が整った場所を3つご紹介します。
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つるつる温泉(檜原村)
肌が「つるつる」になると評判の温泉。大浴場や露天風呂から山の景色を楽しめて、清潔感も◎。子ども用のイスやベビーベッドも完備。
アクセス:御嶽駅からバスで約30分。
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河辺温泉 梅の湯(青梅市)
JR青梅線「河辺駅」直結の温泉施設で、帰り道に立ち寄りやすいのが魅力。温泉の種類も多く、家族でリラックスできます。
休憩スペースや食事処もあり。
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奥多摩温泉 もえぎの湯
奥多摩駅から徒歩10分ほどの場所にあり、自然を眺めながら入れる露天風呂が魅力。お湯はややぬるめで子どもも入りやすい。混雑時は時間をずらすのがコツ。
どの温泉も、タオルやシャンプー類が備え付けられているので、手ぶらでもOK。混雑する休日は、事前に営業時間をチェックしておきましょう。
お土産に人気のお店紹介
御岳山周辺には、地元ならではのお土産や名産品を扱うお店がたくさんあります。ハイキングの思い出と一緒に、お家にも楽しみを持ち帰りましょう。
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御岳山参道の茶屋「玉川屋」
草もちや団子が名物で、その場で食べることも可能。ほんのり甘い草の香りが広がる「よもぎもち」はリピーター多数。
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御岳山駅近く「鈴木屋土産店」
木彫りのキーホルダーや御岳山オリジナルグッズが充実。子ども向けには動物柄のお守りも人気。
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青梅駅周辺の和菓子店「小澤屋」
名物「青梅まんじゅう」や、自然素材を使った和菓子はおじいちゃんおばあちゃんへの手土産にもぴったりです。
また、ビジターセンター内でもパンフレット付きの簡単な地図や、子ども向けのクラフトキットなどが購入できます。
ランチやカフェのおすすめスポット
御岳山でハイキングのあと、ちょっとひと息つきたいときにおすすめのランチ&カフェスポットを紹介します。
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茶屋「日の出屋」
名物は手打ちの「山菜そば」や「くるみだれのうどん」。ボリュームたっぷりで、登山後の体にしみる優しい味。
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カフェ「憩(いこい)」
ビジターセンター近くの喫茶店。コーヒーやソフトクリームが人気で、子どもと一緒にくつろげる静かな空間です。
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「ケーブルカー御岳山駅の売店」
簡単な軽食(カレーパン・おにぎり・アイスなど)や飲み物がそろっていて、座れるベンチもあるので手軽にランチが可能。
お弁当を持参して、長尾平などのベンチでピクニックするのもおすすめです。ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
車で行くなら立ち寄りたい観光地
車で御岳山方面に訪れる場合は、帰り道に立ち寄れる観光スポットもチェックしておくと、より充実した1日になります。
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奥多摩湖(小河内ダム)
美しい湖とダムの絶景スポット。駐車場も完備されており、遊歩道でのんびり散策が楽しめます。
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日原鍾乳洞(奥多摩町)
洞窟探検の気分が味わえる大迫力の鍾乳洞。子どもたちにとっては、非日常の冒険体験に。
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青梅鉄道公園(青梅市)
SL機関車などが展示されている小さな鉄道博物館。乗り物好きの子どもには大人気!
どの施設も無料または低価格で楽しめるので、予算を抑えつつファミリーで1日を満喫できます。
ファミリー向け宿泊施設ガイド
御岳山周辺には、宿坊をはじめとしたファミリー向けの宿泊施設も点在しています。泊まりがけでのんびりと自然に親しむのもおすすめです。
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御岳山の宿坊「駒鳥山荘」
料理が美味しく、子ども向けのメニューにも対応。和室でゆっくり過ごせて、翌朝の御来光ハイキングも◎。
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青梅の温泉旅館「かんぽの宿 青梅」
広々とした和洋室があり、温泉・食事・サービスのバランスが良い。駐車場あり。
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奥多摩のコテージ「川井キャンプ場」
川遊びも楽しめる宿泊施設。バーベキューや星空観察など、自然体験が豊富。
1泊2日で御岳山と周辺を満喫すれば、家族の思い出がグッと深まります。特に夏休みや秋の連休シーズンは早めの予約がおすすめです。
まとめ|御岳山は親子で楽しめる自然体験の宝庫!
御岳山は、アクセスの良さ、自然の豊かさ、安全性の高さから、子ども連れのハイキングにぴったりなスポットです。ケーブルカーで山の中腹まで楽に上がれるため、小さな子どもでも無理なく大自然にふれることができます。
滝や川、森林を感じるロックガーデン、歴史ある武蔵御嶽神社、ビジターセンターでの学び体験など、ただ歩くだけでなく「遊び」や「学び」の要素がぎゅっと詰まっているのが御岳山の魅力。体力に合わせたルート選びができるため、未就学児から小学生まで幅広く楽しめます。
ハイキング後は、温泉に立ち寄って体を癒したり、美味しい名物に舌鼓を打ったり、旅の締めくくりまで家族の笑顔が絶えない一日になるでしょう。この記事で紹介した持ち物リストやおすすめコースを参考に、ぜひ次の休日は御岳山で親子の思い出づくりをしてみてくださいね!