「通知不可能」の電話に出てしまった！料金はかかる？詐欺の可能性と対処法まとめ

「通知不可能」とは？表示の意味とその正体

通知不可能って何？基本的な意味

スマートフォンに突然「通知不可能」と表示された番号から電話がかかってくると、誰からかかってきたのかわからず、不安になりますよね。この「通知不可能」とは、発信者の番号が何らかの理由で通知されていない、あるいは通知できない状態のことを意味しています。これは「非通知」と似ていますが、厳密には違いがあります。

「非通知」は日本国内の電話で、発信者が意図的に「番号非通知」で電話をかけた場合に表示されます。一方、「通知不可能」は多くの場合、海外からの電話や、特殊な回線・システムを使ってかけられた電話で表示されることが多いです。つまり、「技術的に番号を取得できなかった」というケースも含まれるのです。

たとえば、IP電話、企業の内線システム、VoIPシステム、あるいは詐欺電話に使われる匿名の回線などから発信された場合なども「通知不可能」と表示されることがあります。

要するに、「通知不可能」と表示される電話は、発信者の情報がこちらに届いていない状態であり、その中には安全なものもあれば、注意が必要なケースもあるということです。

海外からの発信？それとも非通知との違い

先ほど少し触れましたが、「通知不可能」と「非通知」は混同されがちです。

「非通知」は、相手が自分の電話番号を隠してかけている場合（例：「184」＋電話番号）に表示されます。日本国内では一般的に見られる方法です。一方、「通知不可能」は、発信者の情報自体が技術的に取得できない状態のときに表示されます。これは、海外からの国際電話や、回線に制限がある特殊なシステム（IP電話など）でかけられた電話に多く見られます。

つまり、「非通知」はあくまで意図的に番号を隠しているのに対して、「通知不可能」は技術的に通知できないという違いがあります。海外からの詐欺電話や、自動音声を使ったセールスなども「通知不可能」で表示されることが多く、警戒が必要です。

また、日本の携帯電話会社によっては、「通知不可能」表示を見かける頻度に差があります。たとえば、iPhoneやAndroid端末で使っているキャリアによっては、「Unknown」や「不明な番号」と表示されることもあります。

なぜ表示されるの？技術的な背景

「通知不可能」という表示は、電話回線の仕様や通信プロトコルの違いが原因で起こることが多いです。

通常、電話が発信されると、発信者の番号情報（発信者ID）が受信側に送られます。しかし、海外回線やIP電話、またはプライバシー保護のために番号を伏せている回線では、この情報が送られてこない、もしくは途中で遮断されることがあります。

また、企業や大規模コールセンターでは、番号が統一されておらず、代表番号を表示しない設定になっている場合もあります。これも「通知不可能」の原因のひとつです。セキュリティが緩いシステムから発信されると、詐欺グループなどにも悪用される恐れがあるため注意が必要です。

このように、技術的背景には「情報が途中で失われる」「もともと送られていない」という事情があり、それが「通知不可能」という表示につながるのです。

日本のキャリアが対応しているか？

「通知不可能」の番号表示に関しては、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど、日本の主要な通信キャリアも一定の対応をしています。

たとえば、迷惑電話や非通知電話をブロックする機能、オプションサービスなどを提供しており、ユーザー自身が設定することで「通知不可能」な着信を拒否することも可能です。ただし、これらの設定やサービスには月額料金がかかる場合もあるため、契約内容を確認しましょう。

iPhoneやAndroid端末の通話設定でも、「非通知の着信を拒否」や「知らない番号のサイレント通知」などの機能が使えますが、「通知不可能」まで完全にブロックするには、アプリの導入やキャリアの協力が必要なことがあります。

通知不可能＝危険な電話？

「通知不可能」＝必ずしも詐欺電話というわけではありません。ただし、出所がわからない電話という点ではリスクがあります。

実際、詐欺電話の多くは発信元を隠すために「通知不可能」や「非通知」を利用しています。特に、自動音声で「あなたの口座が凍結されました」などのメッセージが流れる場合は詐欺の可能性が高く、即座に通話を切るのが安全です。

中には本当に重要な電話（海外在住の家族や企業）も含まれているかもしれませんが、それでも確認が取れない場合は慎重に対応するべきです。

通知不可能の電話に出たらどうなる？料金は発生する？

通話料金がかかるパターンとは？

「通知不可能」と表示された電話に出ただけで、料金が発生するのでは？と心配する方は少なくありません。しかし、結論から言えば、日本国内で普通に着信を受けた場合、出ただけで通話料金が発生することはありません。

日本の携帯電話サービスでは、通話料金が発生するのは「自分から発信した場合」が基本です。つまり、こちらが電話をかけ直したり、折り返したりしない限り、料金はかからない仕組みになっています。

ただし、海外にいる場合や、特殊な電話番号（たとえば国際プレミアム通話番号など）に関しては例外もあります。たとえば、海外旅行中に「ローミングサービス」を使っている場合、着信自体に料金が発生することもあります。

また、非常に悪質な詐欺手口のひとつに「着信後に自動で国際通話に転送される」といったケースもあります。こうした場合には、本人の知らないところで国際通話料金が発生することがあるので注意が必要です。

出るだけで高額請求されるって本当？

よく都市伝説のように、「通知不可能の電話に出ただけで高額請求された！」という話を聞くことがありますが、日本国内にいる限り、それは基本的に起こりません。通話の料金体系はしっかり管理されており、キャリア側も不正な課金が起こらないように設計されています。

ただし、着信後に「1を押してください」「この番号にかけ直してください」といった指示に従ってしまうと、詐欺に誘導される可能性が高くなります。たとえば、国際電話に転送される、プレミアム通話番号に誘導されるなどのパターンです。

こうした場合、「電話に出ただけで料金が発生した」と思ってしまう人も多いのですが、実際には何らかのアクション（折り返し・番号入力）をしてしまったことが原因で課金されていることがほとんどです。

折り返しは絶対NG！その理由

「通知不可能」な着信に対して絶対にやってはいけない行動のひとつが折り返し電話です。なぜなら、折り返し先が高額な国際番号やプレミアム番号（特殊な有料通話番号）である可能性があるからです。

例えば、+881や+882といった国番号は衛星電話や国際プレミアム回線に割り当てられており、1分数百円～数千円の通話料が発生することがあります。こうした番号は日本の電話料金体系とは別で、国際課金されるため、気付かぬうちに高額請求となることもあります。

さらに、「通知不可能」な着信の多くは、折り返しを狙った詐欺であることが多く、ワン切りで終わるパターンもあります。これは「不安にさせてかけ直させる」という心理を利用した手口です。

したがって、どんなに気になっても、見知らぬ「通知不可能」な電話には折り返しをしないことが鉄則です。

キャリアごとの通話料金ルール

主要キャリア（ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル）では、着信自体には料金がかからない設定がされています（※日本国内利用時）。ただし、以下のような例外には注意が必要です：

このように、出ただけでは課金されませんが、操作や折り返しには注意が必要です。

「通知不可能」は迷惑電話の温床？

「通知不可能」と表示される電話は、発信者情報が隠されているため、迷惑電話や詐欺電話の温床になりやすいという問題があります。

国民生活センターにも、通知不可能や非通知からの不審な電話に関する相談が多く寄せられており、実際に被害が報告されているケースもあります。

特に以下のような内容の電話は要注意です：

• 自動音声で「保険料の未納があります」

• 「あなたの口座がロックされています」

• 「宅配便の不在通知です」

• 「Amazon/楽天などのアカウントに不正アクセスがありました」

これらはすべて詐欺の手口で、個人情報を聞き出したり、詐欺サイトへ誘導したりするのが目的です。

「通知不可能」という表示は、それだけで警戒すべきサイン。不審に思ったら出ない・折り返さない・無視するというのがベストな対応です。

詐欺電話・国際電話の見分け方と対処法

ワン切り・自動音声などの特徴

詐欺電話や国際電話の多くには、共通するいくつかの特徴があります。まず代表的なのが「ワン切り電話」。これは1回だけ着信音を鳴らしてすぐ切ることで、受信者に「誰からだったのか気になる」「急ぎの用件かも」と思わせ、折り返し電話を誘導する手口です。

もう一つの典型的な例が「自動音声通話」です。たとえば、以下のような内容が機械音声で流れる場合は要注意です。

• 「あなたのクレジットカードに不正利用の形跡があります」

• 「税務署からのお知らせです」

• 「荷物が保管期限を過ぎています」

• 「保険料の未払いがあります」

こうしたメッセージは受信者の不安を煽り、個人情報を入力させたり、詐欺サイトに誘導したりするのが狙いです。

特に「通知不可能」と表示された電話でこれらの特徴があれば、詐欺の可能性が高いと考え、すぐに電話を切りましょう。

実際に起きた詐欺の事例

日本国内でも「通知不可能」を悪用した詐欺事件は複数報告されています。以下は実際にあった事例です：

ケース1：税金未払い詐欺

「国税局です。あなたの税金が未払いになっています。このままだと法的措置が取られます。1を押してください」
→ 指示に従って操作すると、詐欺グループに繋がり、個人情報や振込を要求される。

ケース2：荷物詐欺

「不在荷物のお知らせです。再配達希望の方はリンクにアクセスしてください」
→ SMSや音声通話で届き、URLから偽サイトにアクセスさせられ、ログイン情報を盗まれる。

ケース3：海外通話詐欺

通知不可能の電話に折り返したところ、実は+882の高額な国際プレミアム番号で、10分で数千円の請求が発生した。

これらの詐欺の共通点は、「不安にさせる」「急がせる」「操作をさせる」という点です。冷静に無視・拒否することが最善の対策になります。

こんな電話は危険！チェックリスト

詐欺電話を見抜くためには、以下のようなポイントに注意しましょう。

これらのサインが1つでもあれば、電話に出ない・すぐに切る・無視するのが安全です。

国際電話っぽい番号にも注意

「通知不可能」ではなく、見慣れない**国際番号（+〇〇）**でかかってくる場合も注意が必要です。特に以下のような国番号は要注意です：

知らない国番号からの着信には、絶対に折り返さない・電話に出ないことが鉄則です。

対処法とやってはいけない行動

通知不可能や国際番号からの怪しい着信に対する対処法は以下の通りです

やるべきこと

• 出ない（またはすぐに切る）

• 電話番号をネットで検索して調べる

• キャリアに相談・通報する

• スマホの通話設定でブロック機能を活用

• 不安な場合は消費生活センターなどに相談

絶対にNGなこと

• 折り返す

• 自動音声の指示に従う（番号入力など）

• SMSやメールのURLをクリック

• 個人情報（氏名・住所・口座番号など）を伝える

詐欺グループは言葉巧みに不安を煽ってきますが、「急がないといけない」という心理に支配されないことが大切です。

スマホ設定で「通知不可能」から守る方法

iPhone・Androidで非通知をブロックする方法

「通知不可能」な電話の多くは、非通知や不明な発信者からの着信です。まずは、お使いのスマートフォンで非通知着信をブロックする設定を活用しましょう。

iPhoneの場合：

1. 「設定」アプリを開く

2. 「電話」を選択

3. 「不明な発信者を消音」をONにする

この設定を有効にすると、連絡先に登録されていない番号からの着信は自動的に消音され、履歴にのみ残るようになります。ただし、正当な連絡先（病院や公共機関など）も消音される可能性があるため注意が必要です。

Androidの場合（機種によって異なります）：

1. 「電話」アプリを開く

2. メニュー（⋮や歯車アイコン）をタップ

3. 「通話設定」や「着信拒否設定」へ進む

4. 「非通知着信を拒否」や「不明な番号をブロック」をONにする

こちらも、機種やOSのバージョンによって名称が異なる場合がありますが、基本的に「非通知のブロック」や「迷惑電話防止モード」があるはずです。

こうした設定を活用することで、「通知不可能」や非通知の着信をスマホ側で自動的にブロックすることができます。

通話アプリやキャリアオプションを活用しよう

スマホ本体の設定に加え、携帯キャリアが提供している通話ブロック機能やアプリも活用すると、さらに強力な対策が可能です。

ドコモ：「迷惑電話ストップサービス」

月額無料。非通知・通知不可能な番号からの着信を自動拒否可能。

au：「迷惑メッセージ・電話ブロック」

アプリで通話・SMSの迷惑を自動判別。迷惑番号データベースで判定可能（無料／有料あり）。

ソフトバンク：「迷惑電話ブロック」

iPhoneやAndroid向けにアプリ提供。詐欺の疑いがある番号は警告表示される。

楽天モバイル：「Rakuten Link」

通話は専用アプリ経由。迷惑電話に関しても一定のフィルタリングあり。

これらのオプションやアプリを使えば、事前に「怪しい電話」を検知して警告してくれるため、トラブルの回避につながります。

スマホセキュリティアプリの活用法

スマホのセキュリティ対策として、迷惑電話をブロックできるアプリをインストールするのも効果的です。以下のようなアプリが人気です：

これらのアプリは、世界中のユーザーからの報告情報をもとに、怪しい番号をリアルタイムで警告してくれるので、通知不可能や詐欺番号への対応力が格段にアップします。

ただし、アプリによっては位置情報や通話履歴などの情報を収集するものもあるため、プライバシーポリシーをしっかり確認してから導入することが大切です。

家族や子供のスマホでも対策を

自分だけでなく、家族や特に子供のスマートフォンにも「通知不可能」対策をしておくことはとても重要です。

子供は警戒心が薄く、悪意ある電話にも出てしまうことがあります。そのため、次のような設定をしておくと安心です：

• 非通知・不明な番号からの着信をブロック

• 連絡先に登録されていない番号からは着信できないように設定

• 通話アプリのペアレンタルコントロールを活用

• 親のスマホで通話履歴を定期的に確認

また、事前に「知らない番号には出ない」「自動音声は怪しい」「URLをタップしない」といった注意点を共有しておくことも効果的です。

家族全体でセキュリティ意識を高めることが、被害を未然に防ぐ第一歩になります。

電話帳未登録の番号はどうすべき？

電話帳に登録されていない番号からの着信も、判断に迷うところです。

「通知不可能」ではないものの、知らない番号からの着信には以下のように対応すると安心です：

1. 出ずに放置（留守番電話に任せる）

2. 相手が留守電を残すか確認

3. インターネットで番号を検索（迷惑電話かどうか確認）

4. 必要に応じて折り返す（ただし内容確認後）

知らない番号にいきなり折り返すのは、相手が詐欺グループだった場合に危険です。番号検索サイト（たとえば「電話帳ナビ」「電話番号サーチ」など）を活用して、まずは情報を確認するようにしましょう。

不安な時の相談先・問い合わせ先まとめ

キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）への相談

「通知不可能」な電話を受けた後、不安になった場合はまず契約している携帯電話会社（キャリア）に相談することができます。各キャリアでは、迷惑電話に関する相談窓口を設けており、必要に応じて通話履歴の確認や対策アドバイスをしてくれます。

たとえば、次のような対応が可能です：

• 該当の着信履歴の詳細確認

• 通話料金の有無の確認

• 折り返し電話による料金の発生があったかどうか

• 今後の着信拒否設定の案内

• 有料サービスの誤登録などの確認

以下に主要キャリアの相談窓口をまとめます：

不安な通話履歴があった場合、早めに問い合わせて通話料金の確認や履歴のチェックを行うことが重要です。

消費者センターに相談する流れ

電話によるトラブルや、少しでも詐欺の可能性があると感じたら、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。

「国民生活センター」では、電話やメールによる相談を無料で受け付けており、適切な対処法を教えてくれます。

相談窓口：

• 【電話】188（局番なし・「いやや！」で覚える）

• 【時間】原則として平日の10:00〜16:00

• 【内容】迷惑電話、不正請求、個人情報流出などに関する相談

センターでは、実際に起こった詐欺手口や最新の注意情報にも精通しているため、具体的なアドバイスをもらえます。必要であれば、警察や弁護士などへの対応にもつなげてもらえるので安心です。

警察に相談するべきケースとは

次のような状況に該当する場合は、すぐに警察に相談・通報することをおすすめします。

• 電話で「お金を振り込め」などの要求があった

• 個人情報（住所・口座・暗証番号など）を話してしまった

• 恐喝や脅迫めいた発言があった

• 実際に高額な通話料が発生してしまった

• 繰り返し同じ番号から不審な着信がある

警察に相談する際は、通話履歴や録音データ、SMSの内容など、証拠となる情報を保存しておくとスムーズに対応してもらえます。相談は最寄りの交番や警察署、または「#9110（警察相談専用電話）」でも受け付けています。

明細チェックで異常がないか確認

実際に通話料が発生しているか不安な場合は、月々の利用明細をチェックすることが非常に大切です。以下のようなポイントを確認しましょう：

• 国際電話や高額通話の履歴があるか

• 自分で発信した覚えのない番号に課金されていないか

• 有料サービスの契約履歴が追加されていないか

キャリアの「マイページ」やアプリから簡単に確認できるので、定期的なチェックを習慣にするのが安心です。

万が一、不正な通話履歴や料金があった場合も、早めにキャリアへ連絡すれば調査・対応してもらえる可能性があります。

今後のために知っておきたい3つのポイント

最後に、「通知不可能」な電話や怪しい着信に遭遇したときのために、知っておくと役立つ3つのポイントを紹介します。

1. 「出ない勇気」を持つこと
   　知らない番号、通知不可能な電話には出ない・折り返さない。これだけで多くのトラブルを防げます。

2. スマホ設定とアプリの活用
   　非通知着信ブロックや迷惑電話アプリを活用して、リスクを自動的に減らしましょう。

3. 家族や身近な人とも情報共有を
   　特に高齢者や子どもには、詐欺電話への注意喚起を。被害に遭う前の知識共有が大切です。

まとめ

「通知不可能」と表示される電話は、見慣れないだけに不安を感じるものです。しかし、その正体を知り、対処法を身につけておけば、必要以上に心配する必要はありません。

着信自体で料金が発生することは通常ありませんが、「折り返し電話」や「指示に従って操作」することで詐欺や高額請求に巻き込まれる可能性があります。特にワン切り、自動音声、見慣れない国番号などが絡むケースは注意が必要です。

スマートフォンの設定や、通話ブロックアプリ、キャリアのサポートを活用することで、これらのリスクを事前に防ぐことが可能です。また、家族や身近な人と情報を共有し、被害に遭わないようにすることも大切です。

「知らない番号には出ない」「不安なときは調べる・相談する」――このシンプルな行動だけで、あなたの大切な情報とお金を守ることができます。何かあったときは一人で抱え込まず、すぐにキャリアや専門機関に相談しましょう。