毎年訪れる雨季、特に東京の湿度は80~85%に達し、家の中まで湿っ気で不快感を感じがちです。
この時期に特に困るのは、フローリングのべたつき。歩くたびに感じる足の裏の不快な感触は、毎年の雨季のお悩みです。
この記事では、フローリングのべたつきを解消する7つの方法を紹介します。
こんな方々におすすめの内容です:
- 床のべたつきが気になる方
- 雨季の湿気で床が不快になる方
- 自宅のフローリングのべたつきが気になる方
雨季の床・フローリング対策7選
雨季でも快適に過ごすためのフローリング対策は重要です。
■べたつきの原因
湿気と足裏の汗や汚れが床につくことがべたつきの主な原因です。これらの原因を理解し、適切な対策を実施することが重要です。
具体的な対策方法
① 重曹と水で床を拭く
最も基本的な対策は床の掃除ですが、ただの水拭きではなく、重曹水を使うことでさらに清潔感が増します。重曹水の作り方は、100mlの水に小さじ1杯の重曹を混ぜるだけです。ぬるま湯を使うと重曹が溶けやすくなりますが、強くこすりすぎないよう注意しましょう。
② クイックルワイパーでの掃除
手軽に床を拭く方法として、クイックルワイパーが便利です。湿度が高い日は少し使いづらいかもしれませんが、定期的な使用で床を快適に保つことができます。
③ 浴室乾燥を利用した部屋干し
雨の多い日は部屋干しを避けられませんが、浴室乾燥を活用することで湿度の上昇を抑えることができます。部屋干しをする際には洗濯物を分散させ、湿度が高くなるのを避けましょう。毎日は使わずに、適宜使用することがコスト削減にもつながります。
④エアコンの除湿モードの利用
室内の湿気を効率的に減らすためには、エアコンの除湿モードを活用することが効果的です。多くの人が暑さを感じたときに冷房を使いがちですが、高湿度の日は除湿モードで十分です。
除湿モードには以下の2タイプがあります:
■弱冷房除湿
└室内の空気を冷やして温度を下げる
■再熱除湿
└冷やした空気を再度温めて室内に送る
これらのモードはどちらも湿度を控えめにすることを目的としていますが、室内に送る空気の温度が異なるため、部屋の温度に合わせて選ぶことが重要です。ご自宅のエアコンがどちらのモードも対応しているか確認してみましょう。
エアコンと併用することで、扇風機やサーキュレーターの効果がさらに向上します。室内の空気を循環させることで湿度を抑制し、床のベタベタ感を軽減する効果が期待できます。
動く首振り機能付きのモデルを選ぶと、より広範囲に効果的に空気を動かすことができます。
⑥リビングに適した除湿機の配置
リビングに除湿機を置く場合、その部屋の広さに合ったモデルを選ぶことが大切です。たとえば、大きなリビングにはそれに見合った能力の除湿機が必要です。初めて除湿機を使うとき、空気中の多量の水分に驚かされることでしょう。これが高湿度の実態です。
⑦足裏用さらさらクリームの使用
フローリングのベタベタの原因の一つに、人の足裏からの汗や油があります。足裏の適切なケアを行うことで、床のベタつきを減らすことができます。
ビオレ製の「さらさらフットクリーム」は、足の臭いを抑えるだけでなく、一日中足をさらさらに保つ効果があり、使い心地に驚かされることでしょう。梅雨時だけでなく、年間を通して愛用したくなるアイテムです。
梅雨の間の足裏のベタつきを少しでも軽減したい方は、ぜひこのクリームを試してみてください。
フローリングのベタベタは日常生活に大きな不快感を与えます。日々の掃除が面倒でも、床の除湿や拭き掃除を怠らずに行い、足裏のケアも忘れずに行いましょう。また、通気性が良く、少し個性的な麻のスリッパを使うのも良い方法です。
以上で7つですが、湿気ジメジメを感じないために更に5つの方法も付け加えます。
☆通気性を良くする
室内の窓を適宜開けて空気の流れを作ることで、湿気を外に逃がします。特に、朝晩の比較的涼しい時間に換気を行うと効果的です。
☆乾燥剤や脱臭剤の使用
クローゼットや押入れなど、特に湿気がこもりやすい場所に乾燥剤を置くことで、湿度を抑えます。シリカゲルや竹炭などの自然素材がおすすめです。
☆バスマットやラグの管理
バスマットやラグは湿気を吸収しやすいので、定期的に洗濯し日光にさらして乾燥させることが重要です。湿気を溜め込ませないようにしましょう。
☆床の定期的な拭き掃除
フローリングの表面を定期的に拭き掃除することで、べたつきを防ぎます。水拭きだけでなく、アルコールやエタノールを含む清掃剤を使用すると効果的です。
☆湿気対応型フローリングワックスの使用
湿気対応型のフローリングワックスを使うと、湿気によるダメージを防ぎつつ、表面を保護しベタつきを減らすことができます。定期的にワックスがけを行うことで、見た目も保ちながら機能性も向上します。
まとめ
・重曹水で床を拭く
・クイックルワイパーで掃除
・除湿機で部屋干しを効率化
・エアコンの除湿機能を最大限に利用
・サーキュレーターで風通しを改善
・部屋のサイズに合わせた除湿機を選択
・足裏用クリームでケア
・通気性を良くする
・乾燥剤や脱臭剤の使用
・バスマットやラグの管理
・床の定期的な拭き掃除
・湿気対応型フローリングワックスの使用
これらの対策を組み合わせることで、梅雨のジメジメした季節でも快適な室内環境を保つことが可能です。湿気対策は早め早めの対応が鍵となりますので、天候や室内環境をよく観察して対応しましょう。これらの方法を試して、雨季も快適に過ごしましょう。
また、この時期はお風呂場などもカビ、クロズミを防ぐためにも水気を取ってから風通しを良くしましょう。発生する前に防ぐ工夫をしましょう。